ニキビ跡は専門的な治療が必要で、クリニック選びが重要です。

とはいえ、ニキビ跡の効果的な治療法や、クリニックの選び方がわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ニキビ跡治療ができるおすすめクリニック13選や選び方をご紹介します。

また、ニキビ跡の種類や治療法、流れなどもお伝えするので、自分に適した治療法やクリニック選びのポイントを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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ニキビ跡治療ができるおすすめクリニック13選

ニキビ跡治療ができるクリニックの選び方7つのポイント

ニキビ跡治療ができるクリニックを選ぶ際は、以下の7つのポイントを押さえることが大切です。

それぞれ解説します。

1. ニキビ跡に適した治療法が受けられる

まずは、クリニックの公式サイトをチェックし、自分のニキビ跡に適した治療法があるか確認しましょう。クリニックによって、対応できる治療法は異なる場合があります。

例えば、ケミカルピーリングやレーザー治療などの治療法がありますが、どれが自分に適しているかは、ニキビ跡の種類や肌の状態によっても異なります。

自分のニキビ跡にどの治療法が適しているか判断できない場合は、カウンセリングで医師に相談すると良いでしょう。

ニキビ跡治療の代表的な治療方法の解説はこちら ↓

2. カウンセリングが丁寧である

ニキビ跡治療ができるクリニックを選ぶ際、カウンセリングが充実しているか、丁寧かどうか確認することが大切です。

ニキビ跡治療では、施術によって痛みを感じたり腫れたりすることも珍しくありません。こうした症状やダウンタイムについて丁寧な説明があるクリニックであれば、治療を受けたあとのトラブルにつながりにくくなるでしょう。

また、治療を受けるかどうか迷っている場合や不安がある場合は、こちらの悩みに対して親身になって聞いてくれるか、質問にも丁寧に答えてくれるかも確認しましょう。事前にインターネット上の口コミでリサーチするのも1つの方法です。

実際にカウンセリングを受けて、納得できない場合は施術を断れます。カウンセリングの際は、自分の悩みや不安をしっかり伝え、治療内容を確認することが大切です。

3. 実績が豊富である

ニキビ治療を受けられるクリニック選びで大切なのは、ニキビ治療の実績が豊富であることです。

実績が豊富なクリニックは、多くの症例を経験しているため、さまざまなタイプのニキビ跡に対応できるスキルを持っています。

治療を検討する際には、クリニックの公式サイト上で公開されている「治療実績」や「症例数」などを確認してみましょう。また、医師の経歴や専門性もチェックすると安心感につながります。

ニキビ跡治療の症例写真を公開しているおすすめクリニック

4. 費用が負担にならない

ニキビ跡治療は、クリニックに何度か通院し、施術を受ける必要があります。クリニックによってニキビ跡治療の費用は異なるため、費用が負担になってしまい途中で通えなくなると、治療効果が最大限に発揮できなくなる可能性があります。

しっかりニキビを治療したいのであれば、クリニックをいくつかピックアップし、治療にかかる費用が自分にとって負担にならないか、比較検討することが大切です。

また、費用を比較する際、施術の内容や回数、通うための交通費などを考慮し、総合的に判断しましょう。費用が安いだけでなく、効果や安全性も重要なポイントです。

【独自アンケート】経験者がニキビ跡治療にかかった費用は？

Collect編集部がニキビ跡治療の経験者50人に独自にアンケート調査した結果、ニキビ跡治療にかかった費用は、3万円以上5万円未満が最も多く、次に多かったのは5万円以上10万円未満でした。

回数は2～6回通っている人が多く、1回の料金が安くても、納得のいく結果を求めるのであれば、トータルは3万円以上はかかると想定しておきましょう。

5. 通いやすい立地にある

ニキビ跡の状態によっては、何度かクリニックに通わなければならない可能性があります。無理なくニキビ跡治療を継続するためには、通いやすい立地にあるクリニックを選ぶことが大切です。

通いづらい場所にあるクリニックでは、移動に時間がかかったり交通費が負担になったりして、通院が億劫になってしまう可能性があります。

特に、仕事や学校帰りなどに立ち寄れる場所や、公共交通機関からのアクセスが良いクリニックを選ぶと、通院の負担を軽減できるでしょう。車や自転車を利用して通院する場合は、駐車場や駐輪場の有無を確認しておくと安心です。

6. 予約が取りやすい

ニキビ跡治療のクリニック選びでは、予約の取りやすさもポイントの1つとなります。実績豊富で信頼のおけるクリニックは人気もあり、予約を取りづらい可能性もあります。

何度か通わなければならないにもかかわらず、なかなか予約が取れないクリニックでは、治るまでの期間が長くかかってしまいます。また、何度連絡しても予約が取れないことに対し、精神的にストレスを感じることもあるでしょう。

以下のようなクリニックであれば、予約の取りづらさを解消できる可能性が高まります。

特に、24時間Web予約に対応していれば、自分が通いたい曜日や時間の混雑状況が把握しやすくなります。

7. アフターケアが充実している

ニキビ跡治療後、赤みや痛みなどの副作用が起こる可能性もあります。こうした場合、保証やアフターケアなどの対応があるかを、カウンセリング時に事前に確認しておくことが大切です。

特に肌が弱い人は、のちのちトラブルに発展しないよう、しっかり確認しておく必要があります。アフターケアが充実しているクリニックであれば、治療後も安心して過ごせるでしょう。

ニキビ跡の種類

ニキビ跡は、大きく分けて以下3つの種類があります。

それぞれの種類について、特徴を詳しく見ていきましょう。

赤み

そもそもニキビの原因は、皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、アクネ菌が増えることにあります。毛穴の中に増えたアクネ菌を白血球が攻撃するため、炎症が起こります。

赤みのあるニキビ跡は、炎症後に毛細血管が拡張した状態で、肌の赤みが残ることも1つの原因です。

時間の経過とともに自然に落ち着くこともありますが、ニキビ跡として残る場合があります。赤みが残った場合、ビタミンC誘導体や抗炎症効果のある成分を配合した化粧品の使用や、光治療などが推奨されます。

色素沈着

赤みのあるニキビ跡を放置すると、炎症が長引いて、シミのような色素沈着が起こります。これは、炎症後、肌を守ろうとしてメラニンが生成されるためです。

色素沈着は日焼けすると悪化する傾向にあるため、美白化粧品や日焼け止め、日傘の使用などの紫外線対策が重要です。治療法としては、美白成分を含む外用薬やケミカルピーリングなどが効果的とされます。

クレーター

クレーター上のニキビ跡は、真皮まで炎症が進んで組織が破壊された結果、肌の表面に凹凸が残った状態です。

クレーターのニキビ跡は、化粧品での手入れでは限界があるため、専門的な治療が必要となります。レーザー治療やダーマペンなどが有効とされています。

【独自アンケート】経験者はどのニキビ跡の悩みで施術を受けた？

Collect編集部がニキビ跡治療の経験者50人に独自にアンケート調査した結果、クレーター（凸凹）の悩みで施術を受けた人は最も多く、その次に多かったのが色素沈着（茶色）でした。

赤みの悩みも多く、ニキビ跡にコンプレックスを感じ、セルフケアで効果が得られなかった人がクリニックでの治療をおこなっています。

ニキビ跡の代表的な治療法

ニキビ跡の種類に応じて、さまざまな治療法があります。代表的な治療法とおおよその費用目安を、以下の表にまとめました。ただし、費用の目安はクリニックや保険適用・自由診療などにより異なるため、あくまで参考です。

それぞれ見ていきましょう。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を顔に塗布して古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する方法です。軽度の赤みや色素沈着のニキビ跡、ごく軽度であればクレーターのニキビ跡治療に効果が期待できます。

ただし、ケミカルピーリングは複数回の施術が必要です。最初は2週間おきに3回ほどの施術をおこない、徐々に間隔を伸ばしていきます。

ピリピリした刺激やかゆみを感じる人もいますが、全く感じない人も珍しくありません。施術後、すぐにメイクができます。ダウンタイムはほとんどなく、赤みが出た場合、2～3日で治るケースが大半です。

おすすめクリニックのケミカルピーリングのメニュー例

光治療

光治療は、特殊な波長の光を肌に照射し、メラニンや血管に作用してトラブルを改善する効果が期待できます。特に、広範囲な赤みや色素沈着などのニキビ跡の治療に有効です。

光治療は、ケミカルピーリングほど頻回に施術を受ける必要はありません。個人差はありますが、1ヵ月に1回程度の施術を3回から5回おこなうのが一般的です。

施術中は、ゴムで弾かれたような痛みを感じる場合がありますが、麻酔を使用することはほとんどありません。ダウンタイムは少なく、施術直後からメイクが可能です。

おすすめクリニックの光治療のメニュー例

レーザー治療

CO2フラクショナルレーザー治療は、ニキビ跡が気になる箇所に細い点状の穴を開け、新しい皮膚の再生（ターンオーバー）を促す方法です。真皮のコラーゲン再生を高めるレーザー治療は、クレーターや色素沈着のニキビ跡に効果が期待できます。

赤い色に反応するレーザーは、赤みのあるニキビにも有効です。炎症を鎮めたり、アクネ菌や皮脂の分泌を抑制して、新しくニキビができるのを防いだりする効果があるとされます。

肌の状態にもよりますが、治療回数は3回から4回必要です。クレーターのニキビ跡は、さらに回数を重ねて治療をおこなうことで、治療効果が高まるでしょう。

レーザー治療は痛みを伴うため、麻酔を使用する場合があります。赤みや肌のざらつきなどの症状が見られますが、数日～1週間程度で落ち着くでしょう。

おすすめクリニックのCO2フラクショナルレーザー治療のメニュー例

ダーマペン

ダーマペンとは、髪の毛より細い針で肌に小さな穴を開け、肌のターンオーバーを促す治療法です。この治療によってメラニン色素が排出されるため、色素沈着のニキビ跡に効果が期待できます。

また、コラーゲンやエラスチンも生成されるため、クレーターのニキビ跡にも効果的です。

ダーマペンの施術は痛みを感じることがあるため、麻酔を使用します。ダウンタイムによる症状は、赤みや腫れ、ヒリヒリした感じなどで、数日～1週間程度で落ち着きます。

おすすめクリニックのダーマペンのメニュー例

内服薬・外用薬

内服薬や外用薬は、ニキビ跡の治療に効果的な方法の1つです。

炎症を抑える抗炎症薬、抗生物質、ビタミンC誘導体などが使用されます。また、漢方薬の内服や、毛穴のつまり防止や殺菌作用のある外用薬が用いられることも珍しくありません。

炎症がひどいニキビの場合、原因菌の繁殖を抑えるために外用・内服の抗菌薬が使われます。ただし、抗菌薬に耐性のあるアクネ菌が増えているため、抗菌薬による治療は、原則、急性の炎症期のみとされています。

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【独自アンケート】利用したニキビ跡治療のメニューは？

Collect編集部がニキビ跡治療の経験者50人に独自にアンケート調査した結果、利用したメニューで最も多かったのは、レーザー治療とダーマペン。次に多かったのはピーリングでした。

レーザー治療とダーマペンは、どちらも色素沈着やクレーターのニキビ跡に効果がある治療方法。費用はけっして安くはありませんが、取り扱っているクリニックも多く、これからニキビ跡治療を始めたい方にはおすすめの治療方法です。

ニキビ跡治療の流れ5ステップ

ニキビ跡治療の流れは、主に以下の5つの通りです。

各ステップをしっかり理解しておくと、ニキビ跡治療をスムーズに進められます。

ただし、クリニックや施術の内容により異なるため、詳しくはクリニックの公式サイトなどで確認しましょう。

ニキビ跡治療の流れについて、解説します。

予約をする

まずは、カウンセリングの予約をします。多くのクリニックではWebで手軽に予約が可能です。予約時には、事前にカウンセリングは無料で受けられるか、確認しておくと良いでしょう。

カウンセリング・医師の診察を受ける

予約日になったら、カウンセリングや医師の診察を受けます。不安な点や気になることは、この時点で医師や医療スタッフに確認すると良いでしょう。

医師は肌の状態をチェックし、治療法を提案してくれます。とはいえ、実際にカウンセリングを受けて内容に納得できない場合は、治療を断れます。

申し込みをする

カウンセリングや診察を受けて納得できたら、ニキビ跡治療の申し込みをおこないます。料金についても確認し、契約内容をしっかりと確認して手続きを進めることが大切です。

クレジットカード払いやQRコード決済ができるか、支払い方法の確認も忘れないようにしましょう。

ニキビ治療の施術を受ける

申込みと支払いが済んだら予約をおこない、治療を受けます。施術の際、医師の指示に従い、リラックスして臨みましょう。

アフターケアをおこなう

ニキビ跡の治療では、施術後の痛みや赤みを生じる可能性があります。自然に治らず長引いている場合は、施術を行った医師に相談しましょう。

多くのクリニックではアフターケアを行っていますが、カウンセリングの段階で確認しておくことが大切です。

ニキビ跡治療後の過ごし方

ニキビ跡治療の効果を最大限に引き出すためには、治療後の過ごし方が重要です。

ニキビ跡治療を受けたあとの肌は非常にデリケートな状態です。ダメージを受けやすいため強くこすらず、低刺激の洗顔料で優しく顔を洗い、清潔に保つようにしましょう。

また、紫外線に対しても敏感になっています。普段よりも日焼け止めをしっかりと塗り、帽子や日傘を使用して紫外線対策を徹底しましょう。

さらに、治療後の肌は乾燥やダメージが起こりやすくなるため、化粧水や保湿クリームを使用して、肌の潤いを保つことが大切です。必要に応じて医師の指示に従い、適切なスキンケアを続ける必要があるケースもあるでしょう。

治療直後は赤みや腫れなどの症状が出る場合があります。汗をかくと肌に刺激を与える可能性があるため、症状が落ち着くまで数日間は、激しい運動やサウナなどは控えたほうが良いでしょう。

ニキビ跡治療に関するよくある7つの質問

ニキビ跡治療に関する、よくある質問を7つ紹介します。

Q. ニキビ跡治療は皮膚科に行くべき？

ニキビ跡治療は、専門的な知識と経験が必要なため、美容皮膚科に相談することが推奨されます。

皮膚科では基本的に病気の治療をおこなうため、ニキビ治療が中心です。美容皮膚科は、ニキビ跡治療だけでなく、ニキビ治療もおこなえます。適切な診断と治療を受けるために、専門医に相談することが大切です。

【独自アンケート】美容クリニックでの治療効果の満足度は90%

Collect編集部がニキビ跡治療の経験者50人に独自にアンケート調査した結果、ニキビ跡治療の効果に満足していると答えた人は90％！

セルフケアでなかなか改善されないニキビ跡は、クリニックで治療しましょう。

Q.ニキビ跡はレーザー治療を何回すれば治りますか？

ニキビ跡のレーザー治療は、通常3回から5回の施術が必要です。治療後、効果が出るまでに1~2ヵ月かかることがあります。

個人の状態により回数は異なり、早く効果が実感できる人もいれば、時間がかかる人もいます。ニキビ跡の治療を専門とする医師に相談し、最適な治療計画を立てることが大切です。自分に適した継続的な治療を行うことで、効果が期待できるでしょう。

【独自アンケート】経験者の通った回数は2～6回、期間は1ヵ月～5ヵ月

Collect編集部がニキビ跡治療の経験者50人に独自にアンケート調査した結果、ニキビ跡治療でクリニックに通った回数は、2～3回が最も多く、その次に多かったのは4～6回でした。

また、ニキビ跡治療にかけた期間で最も多かったのは「1ヵ月以上3ヵ月未満」「3ヵ月以上6ヵ月未満」がもっとも多くなりました。

ニキビ跡治療は、数ヵ月かけて、何回も治療が必要です。

Q. ニキビ跡の治療は保険適用外ですか？

ニキビ跡治療は美容目的とみなされることが多く、保険適用外の場合が大半です。治療を受ける前に、費用や保険適用の有無を確認することが重要です。

Q. ニキビ跡治療に痛みはありますか？

ニキビ跡治療には痛みを伴うこともありますが、個人の痛みの感じ方により異なります。

痛みに弱い人は、麻酔や鎮痛剤を使用し、痛みの軽減も可能です。不安な場合は、事前にカウンセリングでしっかり確認しておくと良いでしょう。

Q. ニキビ跡治療の副作用はありますか？

ニキビ跡治療には、赤みや腫れ、色素沈着など、副作用のでる可能性があります。

とはいえ、すべての人に副作用が出るとは限らず、個人の体質などにより異なります。事前に医師と十分に相談し、リスクを理解したうえで治療を受けることが大切です。

Q. ニキビ跡の治療はメンズに対応していますか？

ニキビ跡の治療は、男性も受けられるクリニックがあります。多くのクリニックは男性向けの治療を提供しているため、事前にリサーチして、適切なクリニックを選びましょう。

Q. ニキビ治療は高校生でも受けられる？

高校生でもニキビ治療を受けられますが、ほとんどのクリニックでは、未成年が施術を受ける際は、保護者の同意書が必要です。

高校生でもニキビ治療を受けられるかどうか、事前にクリニックや皮膚科に確認し、必要な手続きを行いましょう。

まとめ

を詳しく解説しました。この記事では、ニキビ跡治療のクリニックの選び方や選ぶときのポイント、具体的な治療法を見てきました。

ニキビ跡の種類や肌の状態は、人によって異なります。それぞれ、状態に適した治療法を選び、信頼できる医師のもとで施術を受けることが大切です。

施術を受けて後悔しないために、いくつかのクリニックを比較検討し、しっかり納得したうえで判断しましょう。