医療ダイエットで耳にする「GLP-1受容体作動薬」を利用してみたいけど、「そもそもどんな痩せる効果があるのか」「リスクはあるのか」など、知らないことが多く、利用を悩んでいる方がいらっしゃると思います。
今回の記事ではGLP-1ダイエットの効果やリスクを詳しく解説すると共に、手軽にオンライン診療でGLP-1ダイエットができるクリニックを費用を比較しながらご紹介します。
また、Collect.(コレクト)編集部が、GLP-1ダイエットの利用経験者に独自にアンケートをおこなった結果も合わせてご紹介。経験者の生の声もぜひ参考にしてみてくださいね。
奈良県立医科大学を卒業後、泌尿器科医として総合病院やクリニックに勤務。南カリフォルニア大学、国立がん研究センター研究所などで、幹細胞の研究にも従事していた。その後、2022年にノリス美容クリニック開院し、院長を務める。
目次
GLP-1受容体作動薬とは?効果と種類
画像引用元:ノボ ノルディスク プロ
GLP-1とは、正式名称「グルカゴン様ペプチド-1」といい、英語の頭文字をとってGLP-1(ジーエルピーワン)といいます。別名「痩せホルモン」ともいわれています。
もともとは人間の体内に存在するホルモンの一種で、健康体であれば一定程度が分泌されています。食べ物が小腸に入ってきたことを感知して「インスリンを分泌して血糖を上げないように!」というサインを膵臓などの臓器に伝えるという役割があります。
太りやすい人、太りにくい人の違いはこのGLP-1が関係しているといわれており、痩せている人はこのGLP-1の分泌量が多く、不足していると食べ過ぎてしまい肥満につながるという傾向にあります。
GLP-1受容体作動薬の効果
GLP-1受容体作動薬は、もともとは糖尿病の治療薬として開発されましたが、下記のような特徴から欧米を中心に肥満治療に使われるようになりました。
- 膵臓からインスリンを分泌させて血糖値を一定の量に調節する
- 食後の急激な血糖値の上昇を抑えることで体脂肪をつきにくくする
- 中枢神経に働きかけて食欲を抑える
- 胃の運動を抑えて消化のスピードをゆるやかにすることで満腹感が現れやすい
- 熱産生を促進することで内臓脂肪の燃焼や基礎代謝を上げることが期待できる
肥満の方は、体内にGLP-1の量が少なく増えづらいといわれていますが、持続的に取り込むことで痩せやすい体質に改善することもできます。
ただし、日本では医薬品医療機器等法において肥満治療薬としては承認されていない、未承認医薬品になります。ダイエット目的で使用する場合は保険適用にならず全額自費負担となります。
GLP-1ダイエット経験者に聞いた!GLP-1ダイエットをしようと思った理由
自分でダイエットをしても挫折してしまうばかりだったので、我慢をせず痩せられるならと思いGLP-1ダイエットをしました。
自分では食欲を抑えることができず、何度もダイエットに失敗。最終手段として薬に頼ろうと考えたから。
運動などでダイエットをしようと取り組んでいたのですがなかなか効果が出ず、友人からGLP-1ダイエットは効率よく痩せられることを教わり、色々調べてみて自分に適していると感じて行ってみることを決めました。
運動を頑張っても食欲が抑えられなくて中々痩せないので、抑制したくて始めました。
GLP-1ダイエット経験者に聞いた!効果の満足度
アンケート調査の結果、約8割の人は、GLP-1ダイエットの効果に満足していることがわかりました!GLP-1ダイエットは、医療ダイエットのなかでもおすすめの治療方法です。
GLP-1ダイエットの注射薬と内服薬の2種類がある
GLP-1受容体作動薬には注射薬・内服薬の2種類があります。
項目 | 注射薬 | 内服薬 | ||
---|---|---|---|---|
薬剤名 (成分名) |
ビクトーザ (リラグルチド) |
サクセンダ (リラグルチド) |
オゼンピック (セマグルチド) |
リベルサス (セマグルチド) |
投与方法 | 1日1回 皮下注射 |
1日1回 皮下注射 |
週に1回 皮下注射 |
1日1回 経口投与 (空腹時服用で30分程度は飲食不可) |
特徴 |
・糖尿病の治療薬として使われている ・ダイエット効果が強い ・副作用は比較的少ない ・投与量(※1)を0.3mg/回ずつ増量可 |
・肥満治療薬として開発されたもの ・体重減少効果が現れやすい ・耐性が起こりにくい ・投与量(※1)を0.6mg/回ずつ増量可 |
・糖尿病の治療薬として使われている ・血糖値を下げる力が強い ・体重減少効果が高い ・食欲抑制作用が強い ・リラグルチド製剤に比べ消化器症状がでる可能性が高い |
・GLP-1受容体作動薬で唯一の経口薬 ・3mg、7mg、14mgがある ・体重減少効果が高い ・食欲を抑える効果がある ・体脂肪の分解を促しカロリーを燃焼しやすい体質に |
主な副作用・リスク | ・悪心 ・便秘や下痢 ・腹部不快感 ・低血糖 |
・嘔気、嘔吐 ・食欲不振 ・便秘や下痢 ・頭痛やめまい ・低血糖 |
・悪心 ・便秘や下痢 ・嘔吐 ・腹部の不快感 ・低血糖 |
・悪心 ・下痢 ・低血糖 ・急性膵炎 |
効果が現れるまでの期間 | 1ヵ月~ | 1ヵ月~ | 1~2ヵ月 | 1~3ヵ月 |
費用相場※2 | 19,500円/1本 (税別) |
14,800円/本 (税別) |
20,800円/本 (2mg)(税別) ※0.25mg/週で投与した場合は2ヵ月分 |
5,300円~/月 |
※1 投与量は診察の上、医師の指示にて変更していくものです。自己判断で増量せず診察時にご相談することをおすすめします。
※2 引用:GLP-1ダイエット1ヶ月5,830円?オンライン購入可 – 渋谷駅前おおしま皮膚科 (shibuya-hifuka.jp)
注射薬で主に使われている薬剤はビクトーザ・サクセンダ・オゼンピック
ビクトーザ
ビクトーザはリラグルチド製剤で、1日1回タイプの自己注射です。もともとは糖尿病の治療薬として開発され、現在も肥満治療に加え、糖尿病の治療薬としても使われています。副作用は比較的少ないといわれています。
サクセンダ
サクセンダも、ビクトーザと同じリラグルチド製剤で、1日1回タイプの自己注射です。ビクトーザとの違いは、肥満治療薬として開発されたことです。そのため、ビクトーザよりも投与できる量が多く、体重減少効果が現れやすいといわれています。
オゼンピック
オゼンピックはセマグルチド製剤で、週に1回タイプの自己注射です。ビクトーザ同様、糖尿病の治療薬として使われています。週に1回の注射のため、毎日注射をするリラグルチド製剤に比べ1回の投与量が多くなるため、副作用がでる可能性が10%ほど高いという臨床結果があります。
内服薬はリベルサスのみ
現在使われているGLP-1受容体作動薬の内服薬はリベルサスのみです。1日1回決められた時間(空腹時)に服用します。糖尿病の治療薬としても使われており、飲み薬のため自己注射よりも手軽に続けられるのが特徴です。しかし、即効性はないため注射よりも効果が現れるまでに時間がかかるといわれています。
※参考:GLP-1ダイエット注射は何種類あるの?1番安全で効能のある注射は?それぞれの特徴とサクセンダが多く使われる理由とは! – 【麹町皮ふ科・形成外科クリニック】(市ヶ谷/半蔵門/永田町/千代田区)
GLP-1ダイエットのメリットとデメリット
GLP-1受容体作動薬は手軽にできる医療ダイエットとして人気を集めていますが、メリットもあればデメリットもあります。どちらもよく確認して、納得した上で選びましょう。
GLP-1受容体作動薬をダイエットで使用するときのメリット
厳しい食事制限や激しい運動の必要がなくダイエットに取り組める
GLP-1受容体作動薬には胃の働きを抑える作用があり、食べたものがゆっくりと消化されるという特徴があります。
そのため、満腹感が現れやすく、自然に食事量が減ります。そのため無理な食事制限や激しい運動の必要がなく、続けやすいというのもメリットのひとつです。
全身ダイエットに向いている
脂肪吸引や脂肪溶解注射といった医療ダイエットは、気になる部分に薬剤を注入して部分痩せを目的としています。一方でGLP-1受容体作動薬は、自然に食事の量が減るため全身痩せにつながり、同時に体内のGLP-1を増やすことで体質の改善を目指します。
そのため、GLP-1ダイエットは全身のダイエットをしたい方におすすめです。
※参考:GLP-1受容体作動薬について – 小金井つるかめクリニック
GLP-1受容体作動薬をダイエットで使用するときのデメリット・リスク
副作用が起こる可能性がある
GLP-1ダイエットは医療用の薬を投与するため、副作用のリスクは必ずあります。体質により現れる副作用にも個人差があります。主に、悪心(気持ち悪さ)や便秘・下痢など消化器系の症状が出やすいと言われています。
投与を続けることで、身体が慣れてきて症状がおさまる場合もありますが、治療を続けられないほど症状が強いときは早めに受診をして医師に相談することが必要です。
また、GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病治療薬として国内で承認されている一方で、ダイエット目的での処方は承認されていません。そのため、万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点も認識した上で使用しましょう。
※参考:GLP-1ダイエットとは?効果や副作用、痩せない時の注意点などを解説 | 渋谷駅前おおしま皮膚科
内服薬(リベルサス)の場合、効果は内服している間のみ持続する
内服薬のリベルサスは、内服している間のみ効果を発揮する薬剤です。そのため、内服を中止すると徐々に食欲が戻ってきて体重が戻りやすくなるため、継続的に内服する必要があります。
効果を感じない場合でも、リバウンドのリスクがあるため自己判断で中止はせず医師に相談するようにしましょう。
内服や注射が負担になる場合がある
薬を内服することや注射が苦手な場合には、薬の投与自体が負担になりストレスを感じる場合があります。また、自己注射では刺入部の疼痛や腫れ、内出血や皮膚が硬くなったりするといったトラブルの可能性があります。一時的である場合が多いですが、症状が続くときは医師に相談するようにしましょう。
GLP-1受容体作動薬はこんな人におすすめ
- 食事制限がストレスになる
- 運動が苦手だけど、痩せたい
- 薬に抵抗はない
- 1日に1回の薬の注射や投与を忘れずに続けられる
GLP-1ダイエットは、1日に1回の薬の内服や注射を継続する必要があり、副作用のリスクもあります。その一方で、厳しい食事制限や激しい運動でのダイエットは不要。
継続的な費用が発生するものの、一般的なダイエット方法よりも、薬を続けるほうが楽だと感じる方におすすめです。
GLP-1ダイエットを取り扱っているクリニックの選び方
1.通院しやすさ・オンライン診療の有無をチェック
まずは通院が負担にならないために、アクセスの良さから考慮するという方法があります。
また、通院が困難な場所であれば、スマホやパソコンで自宅にいながら診療が受けられる「オンライン診療」に対応しているクリニックを選ぶのがおすすめ。待ち時間がなく、好きな時間に診療を受けることができるため忙しくて通院が難しいという方でも続けやすいメリットがあります。
GLP-1ダイエット経験者に聞いた!通院診療とオンライン診療、どっちを利用した?
Q.オンライン診療と通院診療、どちらで治療を受けましたか?
アンケート調査の結果、オンライン診療は約6割、通院診療は約4割と、オンライン診療の利用者のほうがやや多い結果に。オンライン診療できるクリニックは増えていっているので、これからはオンライン診療でのGLP-1ダイエットが主流と考えても良さそうです。
Q.どの治療薬で、通院診療とオンライン診療はどっちを利用した?
治療薬別に診療方法を見てみると、経口薬(リベルサス)を利用した人は約8割がオンライン診療でした。注射薬の場合、自己注射のやり方が不安な人は、直接話を聞ける通院治療を選ぶ人も比較的多いかもしれませんね。
2.採用薬剤の種類をチェック
GLP-1受容体作動薬は前述したように数種類ありますが、クリニックによって採用している薬剤が異なります。注射、内服ともにすべて取り扱いがあるクリニックもあれば、内服のみという場合もあるため、「自己注射希望」「内服希望」といった場合には事前に確認をしておくとよいでしょう。
人気の治療薬はどれ?
Collect.(コレクト)編集部が、GLP-1ダイエットの経験者に独自にアンケートをおこない、人気の治療薬を調査しました。
Q.GLP-1ダイエットでは、どの薬で治療しましたか?
結果は経口薬(リベルサス)が人気ということがわかりました!注射薬では、ビクトーザ・サクセンダ・オゼンピックの順で利用者が多かったです。
Q. 経口薬(リベルサス)を選んだ理由は?
料金が比較的安かったのでこれにしました。経口薬なので手軽なのも良いと思いました。
注射には抵抗があったので経口剤にしました。
注射の方と錠剤のほうで悩んでいたのですが、自分で注射を打つのはさすがに無理だと思い、錠剤を選びました。
Q.注射薬(ビクトーザ・サクセンダ・オゼンピック)を選んだ理由は?
30代 男性 京都府
注射薬は、飲み薬に比べて投与回数が少ないというメリットもあります。ビクトーザは、1日1回投与でよいため、飲み薬のように毎日服用する必要がありません。そのため、手間をかけずに治療を継続できると考えました
30代 女性 埼玉県
毎日投与量を調節しながら注射をした方が痩せると思ったから。
40代 女性 福岡県
投与回数が少なく効果が期待できそうだったから
3.副作用の相談ができるサポート体制をチェック
治療開始後に副作用と思われる症状あったり、不安があったりした際に、相談がすぐできるサポート体制かを確認することが大切です。
早朝や夜間にもオンライン診療を対応しているサービスであれば、より良いでしょう。
また、食事や運動指導など治療後のアフターサポートをおこなっているクリニックを選ぶことでリバウンドの可能性がより低くなりますよ。
4.継続できる費用かをチェック
GLP-1ダイエットは自由診療。医師の指導のもと、全額自己負担でおこなうダイエットのため、費用面では決して安くはありません。
また、効果が出るまでは数ヵ月かかり、やめると体重が戻る可能性も。継続を前提としたダイエット方法のため、初回の費用ではなく、続ける前提で費用を計算して選ぶようにしましょう。
GLP-1ダイエットの経験者はいくら費用をかけている?
Collect.(コレクト)編集部で独自にアンケート調査をおこない、GLP-1ダイエットの経験者がかけた費用を調査しました。
Q.GLP-1ダイエットにかかった総額はどれくらいですか?
1~5万円かけた人が一番多い結果になりました。注射薬であれば1~2本、経口薬であれば2~5ヵ月分あたりの費用感。
ご自身がGLP-1ダイエットを始める際の費用目安にしてみてくださいね。
GLP-1ダイエットのオンライン診療に対応したおすすめクリニック9選
今回調査したクリニック・オンライン診療サービス9つの料金や対応施術、コース例などをまとめた比較表をご用意しました。
クリニック名 | DMMオンラインクリニック | クリニックフォア | イースト駅前クリニック | おうちでクリニック | med.(メッド) | elife(イーライフ) | ZENクリニック | ファイヤークリニック | TCB東京中央美容外科 |
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画像 | |||||||||
GLP-1受容体作動薬 内服薬(リベルサス3mg) | 8,580円/月~ | 9,350円/月~ | 6,600円/月~ | 9,530円/月 | 11,000円/月~ | 8,650円/月~ | 16,280円/月~ | 18,000円/月~ | – |
GLP-1受容体作動薬 内服薬(リベルサス7mg) | 16,280円/月~ | 18,700円/月~ | 15,180円/月~ | 18,700円/月 | 21,000円/月~ | 16,400円/月~ | – | 25,000円/月~ | – |
GLP-1受容体作動薬 内服薬(リベルサス14mg) | 26,070円/月~ | 30,855円/月~ | 28,050円/月~ | 30,855円/月 | 33,300円/月~ | – | – | 39,800円/月~ | – |
GLP-1受容体作動薬 注射薬(ビクトーザ) | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
GLP-1受容体作動薬 注射薬(サクセンダ) | – | – | – | – | 初回24,800円/本、2本目以降59,800円/本~ | 14,800円/本~ | 35,200円/本~ | 23,000円/本~ | 初回49,800円/本、2本目以降75,000円/本 |
GLP-1受容体作動薬 注射薬(オゼンピック) | – | 29,700円/本~ | – | – | – | 21,900円/本~ | – | – | – |
オンライン診療 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
診療時間 | 24時間 | 7:00〜24:00 ※平日・土日祝により異なる場合あり |
水~金:10:00〜14:00、15:00〜18:30 土日祝:10:00〜18:00 |
月・火・木・金・土:10:00~13:00、14:00~19:00 | 10:00~23:00 | 7:00〜22:00 | 10:00〜21:00 | 10:00~19:00 | 10:00~19:00 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
DMMオンラインクリニック
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):8,580円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):16,280円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):26,070円/月~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 24時間 |
DMMオンラインクリニックは、経口薬のリベルサスをリーズナブルな価格で続けられるのが特徴。定期便を利用することで、通常料金よりも料金がお得になり、毎月購入する手間も減るので、長期的にGLP-1ダイエットを続けたい人におすすめです。
また、決済の2営業日前であればいつでも手数料なく解約できるので、万が一身体に合わない場合でも安心して始められるのは嬉しいポイント。
DMMクリニックは、15日間のお試しプランがあることに加えて、最短でカウンセリング当日に治療薬が届くので、すぐにでもダイエットを始められますよ。
DMMオンラインクリニックの口コミ・評判
土日も好きなときに予約がとれ、診察もオンラインですぐ終了し、定期的に発送してもらえるので、とても便利です。
診察料無料で手軽に診断していただけました。すぐ始めれたら良いなと思っていたのですが、その日に診察していただけて助かりました。
※個人の感想です。
クリニックフォア(CLINIC FOR)
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):9,350円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):18,700円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):30,855円/月~ ■GLP-1注射薬(オゼンピック):29,700円/本~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 7:00〜24:00 ※平日・土日祝により異なる場合あり |
クリニックフォアは、初診から全国対象にオンライン治療を行っているクリニック。
診療は3分程度と短時間で完了する上に、薬は最短当日発送なので、時間をかけず効率的に医療ダイエットを始めたい人におすすめです。
クリニックフォアでは、経口薬のリベルサスと自己注射のオゼンピックを提供しています。
自己注射のオゼンピックは、週1回のタイミングで投与するだけで、食欲や空腹感の抑制が期待できるので、手間なくGLP-1の効果を実感したい人におすすめ。自身のダイエットプランに合わせて注射と経口薬を切り替えられます。
2週間のトライアルプランの用意があることに加えて、定期配送にすると15%OFFの価格でダイエットを始められます。
クリニックフォアの口コミ・評判
比較的希望の時間を選べるメリットと、ドクターから理由を深掘りして尋ねられることもなく簡単に済ませられたので良かった。
費用が安く、購入停止も簡単にできるので良い。 クレジットカード決済もできた。 お医者様は流れ作業といった感じの対応で、短いやり取りだった。オンライン自由診療はそんなものだろうと思っていたので、特に不満は持たなかった。
※個人の感想です。
イースト駅前クリニック
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):6,600円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):15,180円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):28,050円/月~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 水~金:10:00〜14:00、15:00〜18:30 土日祝:10:00〜18:00 |
イースト駅前クリニックは、診療実績300万人※の全国に院があるクリニックです。
今回紹介するクリニックの中でも、特にリベルサス3mgが安い点が特徴。オンライン診療に対応しており、自宅にいながら低価格のリベルサスが受け取れます。
なお、対面の診療も、新宿の院のみですが予約なしで可能。オンラインだけでは不安な方にもおすすめなクリニックです。
※イースト駅前クリニック 2008年~2024年5月までの延べ患者数
おうちでクリニック
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):9,530 円/月 ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):18,700円/月 ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):30,855円/月 |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 月・火・木・金・土:10:00~13:00、14:00~19:00 |
おうちでクリニックは、診察・お薬の処方が自宅で可能なオンライン診療サービス。リベルサスが比較的リーズナブルな価格で処方してもらえます。
診察する医師だけでなく、薬剤師や看護師などの専門スタッフが、薬の説明や不安点の相談などサポートをしてくれます。
処方された薬は最短翌日にポスト投函され、スピーディーに利用開始できる点も魅力ですよ。
med.(メッド)
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):11,000 円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):21,000円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):33,300円/月~ ■GLP-1注射薬(サクセンダ):初回24,800円/本、2本目以降59,800円/本~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 10:00~23:00 |
med.(メッド)は、SBC湘南美容クリニックと提携し、湘南美容の医師が診察・処方してくれるオンライン診療サービスです。
取り扱っている薬は内服薬のリベルサスと注射薬のサクセンダで、サクセンダは初回17日分24,800円と、短期間だけ試してみたい方向けのプランもあります。最短当日発送なのもうれしいポイント。
支払い方法には楽天ペイがあり、楽天ポイントが貯まるので、楽天をよく利用している方にもおすすめです。
elife(イーライフ)
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):8,650円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):16,400円/月~ ■GLP-1注射薬(サクセンダ):14,800円/本~ ■GLP-1注射薬(オゼンピック):21,900円/本~ ■GLP-1注射薬(マンジャロ):初月8,745円/本~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 7:00〜22:00 |
診療実績が75,000件以上と、他のクリニックと比べて豊富な診療実績を誇るイーライフ。経口薬のリベルサスと注射薬のどちらにも対応しています。
初診からオンラインに対応しており、通院の手間が省けるため、普段忙しい方でも気軽に診察が受けられます。
イーライフでは、送料などの追加料金が一切かからず、支払い料金は治療薬代のみのわかりやすい料金設定が特徴。
さらに、初回プランの用意があるので、気になっている人はぜひオンライン診療を受けてみましょう。
ZENクリニック
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):16,280円/月~ ■GLP-1注射薬(サクセンダ):35,200円/本~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 10:00〜21:00 |
ZENクリニックでは、経口薬と注射薬の2種類を採用している美容クリニック。注射薬、経口薬ともに毎月先着100名限定で初回限定価格を設けており、低価格で始められるのが特徴です。
診療時間は21時と遅くまで診察に対応しており、診療時間は最短5分で完了するので、時間に余裕がない人でも空き時間にオンライン診療を受けられます。
また、「今すぐに予約を取りたい!」という方に向けて、常時50名のGLP-1専属医師体制を構築しています。予約を取るために数時間待たずに、すぐに診察を受けられるのは、嬉しいポイントです。
ZENクリニックの口コミ・評判
オンライン診療のシステムがしっかり構築されており、オンラインでも安心して診療してもらえました。 クリニックに通う手間を省けるので、とても便利だと思いました。
症例や口コミが良かったのでこのクリニックを選びました。プランについても丁寧に説明があり、納得できるプランを契約し、効果を実感できました。
※個人の感想です。
ファイヤークリニック
薬の種類・料金例 |
■GLP-1内服薬(リベルサス3mg):18,000円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス7mg):25,000円/月~ ■GLP-1内服薬(リベルサス14mg):39,800円/月~ ■GLP-1注射薬(サクセンダ):23,000円/本~ |
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オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 10:00~19:00 |
ファイヤークリニックは、経口薬のリベルサスと注射薬のサクセンダに対応しているダイエット医療専門のクリニック。経口薬と注射薬どちらも対応しており、自身が得たい効果に合わせて使い分けられるのが特徴です。
また、医師や管理栄養士など専門家による食事指導が受けられので、さまざまなアプローチを組み合わせて負担なくダイエットを進められます。サポートを受けながらダイエットを行えるクリニックをお探しの人におすすめです。
ファイヤークリニックの口コミ・評判
色々とネットで検索してる時に口コミを必ず確認するのですがその中でも結構口こみが良かったので、値段等含めて選びました
※個人の感想です。
TCB東京中央美容外科
薬の種類・料金例 | ■GLP-1注射薬(サクセンダ):初回49,800円/本、2本目以降75,000円/本 |
---|---|
オンライン診療 | ◯ |
診療時間 | 10:00~19:00 |
全国に80院以上にクリニックを構えるTCB東京中央美容外科。GLP-1注射薬(サクセンダ)を取り扱っており、初回お試しで1本49,800円で処方してもらえます。
知名度のあるの大手クリニックで、優秀なスタッフが丁寧に治療内容を説明してくれます。そのため、GLP-1の知識が浅い人も納得して治療を受けられるのが特徴。
TCB東京中央美容外科の口コミ・評判
とても丁寧にカウンセリングをしていただき、安心して始めることができた。脂肪溶解もしないと効果が薄いと説明があり迷ったが、GLP-1のみでダイエットをする選択を応援してくれた。
※個人の感想です。
GLP-1受容体作動薬のオンライン診療での処方~投与の流れ
- オンライン診療の予約
-
好きな日時を選び、診療の予約をします。
ほとんどのクリニックで診察料は無料ですが、診察のみで処方を受けない場合や、購入する薬によっては診察料が発生する場合も。診察料が発生する条件は、事前に確認しておくとトラブル防止もつながります。
- 事前問診
-
受診の際に必要な事前問診、基本情報を登録します。
- 診療
-
事前に通話手段が案内されるので、案内に従い、予約した日時で医師の診療を受けます。
- 支払い
-
診察で処方された治療内容で、決済をおこないます。
クレジットカードでの決済が基本ですが、クリニックによっては代金引換など別の決済方法も対応しています。クレジットカード以外の決済方法を考えている方は、事前に確認しましょう。
- 薬の受け取り
-
決済後、薬が発送されるので受け取り、投与を開始します。
※参考:サービスの使い方 | DMMオンラインクリニック
【公式】クリニックフォアのオンライン診療|CLINIC FOR
具体的な投与方法
自己注射
ビクトーザ、サクセンダは1日1回、オゼンピックは1週間に1回、同じ時間に皮下注射をおこないます。
皮下注射とは、図1のように、腹部や大腿など皮下脂肪が多く関節や血管から離れている部分に注入する注射のことです。
※引用元:GLP-1ダイエットとは?効果や使用の際の注意点などを解説|東京銀座のGクリニック
キャップをはずして専用の針を装着したら、ダイアルで決められた投与量に調整して、腹部など柔らかい部分に針を刺して薬液を注入します。針はとても細いため、痛みはそれほど感じません。
内服
リベルサスは1日1回内服する薬剤です。朝起床時、空腹の状態で内服します。1錠をコップ約半分の水(約120mL以下)で、噛んだり割ったりせずに服用してください。
服用後、少なくとも30分は飲み物を飲んだり、食事をしたり、他のお薬を服用することは避けてください。
GLP-1ダイエットのよくある質問
Q.GLP-1ダイエットは保険適用?
ダイエットを目的としたGLP-1受容体作動薬の使用は、保険は適用されません。自由診療になり全額自費となります。
Q.GLP-1ダイエットはどのくらい続ければ効果が出る?
早ければ服用後1ヵ月〜3ヵ月で効果が現れます。効果を実感したい方は、3ヵ月以上の服用継続をおすすめします。
Q.GLP-1ダイエットができない人はいる?
以下に当てはまるものがある場合は、ダイエットを目的としたGLP-1受容体作動薬の投与は不適応になります。
その他にも注意が必要な条件もあり、処方の条件はクリニックによって異なるため、まずはカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
- 妊娠中(妊娠の可能性がある人)、授乳中
- BMI18.5未満
- 糖尿病がある
- 膵臓疾患がある
- 18歳未満、高齢者
- 甲状腺機能低下症で治療中
- 腸閉塞の既往がある
- 精神疾患を持っている
- 心臓や腎臓の機能が低下している
- 薬剤アレルギーがある
※参考:GLP-1ダイエット | ふくだ皮フ科クリニック | 栃木県小山市 皮膚科
Q.リベルサスが効かない人はいる?
リベルサスは食欲を減退することでダイエット効果を得られる薬です。そのため、もともと食事を気をつけている方は、効果を感じにくい可能性があります。
※参考:リベルサスで痩せない理由は?正しい服用方法やダイエット効果を得るポイントを解説|共立美容外科
Q.GLP-1受容体作動薬は個人輸入できる?
医師の診察を受けずにGLP-1受容体作動薬を個人で購入するという方法をネットで見かけますが、これは大変危険な方法です。
通販で安く購入することができますが、海外製の医薬品には偽造品も多く流通しており、健康被害がのリスクは無視できません。必ず医療機関を受診して医師に処方してもらうようにしましょう。
Q.薬以外でGLP-1を増やす方法はある?
GLP-1を直接的に増やす食べ物やサプリメントはありません。しかし、EPAや食物繊維、鉄分はGLP-1の分泌を促すといわれています。
EPA
EPAとは青魚に含まれる脂肪酸で、サバやマグロなどに多く含まれています。EPAは褐色細胞の増加を促して、体温の上昇や体脂肪を減少させるといった効果もあるため、ダイエット中には積極的に摂取するとよいでしょう。
食物繊維
野菜などに多く含まれる食物繊維は、摂取することで小腸の細胞が刺激されGLP-1が分泌されやすくなります。
また、食物繊維を摂取することで満腹感を得られるだけでなく、食欲を抑えるという働きが期待できます。
鉄分
鉄分にはGLP-1を分泌する「L細胞」を活性化させる働きがあります。また、酸素を運ぶ働きもあるので、鉄分不足は基礎代謝を招き、ダイエット効果にもつながります。
GLP-1の分泌を促す食材
EPA | 食物繊維 | 鉄分 |
---|---|---|
・サバ ・まぐろ ・イワシ |
・玄米や麦飯 ・納豆 ・野菜類 ・きのこ類 ・海藻 など |
・赤身肉 ・レバー ・ほうれん草 ・小松菜 ・枝豆 |
このような食材を意識して摂ることで、GLP-1ダイエットの効果を上げることができます。
まとめ
今回は、GLP-1ダイエットの効果や薬の種類、おすすめのクリニックの選び方を紹介しました。
GLP-1ダイエットは、これまでダイエットに失敗してきた方におすすめな医療ダイエット方法の1つ。オンライン診療で手軽に始められるため、ぜひこの機会にGLP-1ダイエットを始めてみてはいかがでしょうか。
アンケート調査概要
- 調査内容:GLP-1ダイエットに関する調査
- 調査対象者:20代~50代の男女
- 調査時期:2023年10月20日~10月29日
- 調査地域:全国
- 回答人数:43人
- 調査方法:インターネット調査
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